財団設立の経緯
公益財団法人 三菱UFJ技術育成財団(MU-TECH)は、三菱UFJ銀行の母体のひとつである旧三和銀行の創立50周年事業の一環として、1983年(昭和58年)に通商産業省(当時)の認可により、財団法人三和ベンチャー育成基金として設立されました。民間系のベンチャー企業支援財団としては、わが国最初の財団法人です。母体行の合併により、2002年に財団法人 UFJベンチャー育成基金、2007年に財団法人 三菱UFJ技術育成財団へと財団名を変更し、2012年に公益財団法人に移行しました。
設立の目的
当財団は、技術指向型の中小企業の育成を通じて、わが国産業の発展ならびに中小企業の経営高度化・地域社会の健全な発展に寄与し、もって国民経済の健全な発展と国民生活の安定向上及びより良い社会の形成の推進に貢献することを目的としています。
設立以来、技術指向型の中小企業に対して研究開発助成金の交付、債務保証を中心とした支援を行い、また、株式保有の事業も行っております。2018年には研究開発助成金の累計交付金額が10億円の大台を突破し、「歴史と実績のあるベンチャー企業支援機関」として、各方面から高い評価と信頼を得ています。
沿革
1983年(昭和58年)
「財団法人三和ベンチャー育成基金」として、通商産業省(当時)の認可により発足
2000年(平成12年)
研究開発助成金の累計交付金額が5億円を突破
2002年(平成14年)
「財団法人UFJベンチャー育成基金」へ名称変更
2007年(平成19年)
「財団法人三菱UFJ技術育成財団」へ名称変更
2012年(平成24年)
「公益財団法人三菱UFJ技術育成財団」へ移行
2012年(平成24年)
新たに株式保有事業を開始
2018年(平成30年)
研究開発助成金の累計交付金額が10億円を突破
2020年(令和2年)
研究開発助成金の累計申込件数が5千件を突破